下水道施設に異物(ゴミ)を流さないでください
坂戸市及び鶴ヶ島市内の下水道は、地形的な制約から自然流下が出来ない箇所があるため、道路内のマンホール内にポンプを設置して圧送する、マンホールポンプを7箇所設置しています。
最近、マンホールポンプに異物が流入してポンプが停止する事故が多発しています。
下の写真は、ポンプ内の回転羽根に水に溶けにくい紙やタオル、木片や止水留め金具など様々なものが絡まりポンプが故障し、現地で緊急にポンプを引き上げ、分解整備を行った時のものです。
水に溶けにくい異物が流入し、ポンプに吸い込まれるとポンプ内で絡まり羽根が回らなくなり、最悪の場合には、ポンプが破損してしまう恐れがあります。
マンホールポンプは、常時監視しており、故障が発生すると本組合や管理委託業者に連絡が入り、現地に向かう体制にはなっていますが、対応するまでには相当の時間が必要となります。
ポンプが故障するとマンホールから汚水が溢れ出すとともに、お客様の排水設備(トイレや台所、風呂、洗面など)に汚水が逆流してしまう場合もあります。
下水道はゴミを流す施設ではありません!
自然流下できる下水道本管であっても、汚水は最終的に水処理センター(石井又は北坂戸)で処理されます。水処理センターの故障の原因になるような異物(ゴミ)は絶対に流さないでください。
「下水道は不特定多数の方が利用されるため、何を流しても分からないだろう。」という考えは持たないでください。
下水道管が詰まったり、マンホールポンプが故障した場合は高い修理代がかかり、結果として利用者皆様のご負担が増えることになります。原因が特定できる場合には、その原因者に修理代などの負担をお願いすることになります。
ご利用にあたっては十分にご注意ください。
このページに関するお問い合わせ先
維持管理課 TEL049-283-1101